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倉庫の自動化・物流ロボットに使える補助金

倉庫の自動化は投資額が大きくなる一方、削減できる工数も大きく、省力化を支援する制度と論理的に噛み合いやすい領域です。単体の機器ではなく「入荷から出荷までのどの工程を、どう変えるか」という工程単位の計画にできるかどうかが、採択の分かれ目になります。

使える可能性のある制度

中小企業省力化投資補助金(一般型)
倉庫の自動化は自社の工程に合わせた設計になることが多く、一般型が本命
ものづくり補助金
生産と物流が一体の工場で、プロセス改善として位置づける場合
大規模成長投資補助金
倉庫の新設をともなう大規模な投資の場合
デジタル化・AI導入補助金
倉庫管理システム(WMS)の導入が中心となる場合

補助額・補助率・締切は公募回ごとに変わります。各制度の最新の内容は下記の解説記事をご覧ください。

対象になりやすいケース

  • 自動搬送・自動仕分けにより、ピッキングや運搬の工数が減る
  • 在庫管理システムとの連携で、棚卸・照合の作業が減る
  • 垂直搬送機や自動倉庫による保管効率の向上
  • 入出荷のボトルネック工程を解消し、処理能力が上がる

対象外になりやすいケース

  • 交付決定前の発注・工事着手
  • 設備を入れるだけで、工程の見直しをともなわない
  • 効果を時間・人数で示せない
  • 汎用性が高く事業専用と言えない機器の単体購入

申請前に確認すべきこと

  • 入荷・格納・ピッキング・梱包・出荷の工程ごとに、現状の人数と時間を洗い出す
  • 設備の設置には建屋側の条件(天井高、床荷重、電源)が絡む。技術的な実現性を先に固める
  • 導入後の運用体制まで計画に含める。保守や異常時の対応が抜けていると実現可能性を疑われる

よくあるご質問

倉庫の自動化はどの制度が向いていますか?

自社の工程に合わせた設計になることが多いため、省力化投資補助金の一般型が本命です。一方、倉庫管理システムの導入が中心ならデジタル化・AI導入補助金、倉庫の新設をともなうなら大規模成長投資補助金というように、投資の重心で選ぶ制度が変わります。

一部の工程だけの自動化でも申請できますか?

できます。むしろボトルネックになっている工程を特定し、そこに絞って改善するほうが計画としての説得力は高くなります。全工程を一度に自動化する計画は、実現可能性の面で厳しく見られることがあります。

WMS(倉庫管理システム)だけの導入でも対象になりますか?

なり得ます。デジタル化・AI導入補助金など、ソフトウェア導入を対象とする制度が適合します。ただしシステムを入れるだけでなく、それによって棚卸や照合の作業がどれだけ減るかを示せることが前提になります。

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