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Product Development

新商品・新製品の開発に使える補助金

新商品の開発は補助金がもっとも力を発揮する領域のひとつです。ただし制度によって「開発」の捉え方が違います。試作や技術的な検証が中心なのか、生産設備の導入が中心なのか、事業そのものの転換をともなうのか。この見極めが制度選びの起点になります。

使える可能性のある制度

ものづくり補助金(新事業進出・ものづくり商業サービス補助金)
新製品の開発と、それに必要な設備導入をあわせて進める場合の王道
新事業進出補助金
既存事業とは異なる分野に踏み出し、事業構造が変わる場合
自治体の製品開発支援助成金
東京都「課題解決型技術開発促進事業」など、試作・技術開発の段階を支援する制度がある
小規模事業者持続化補助金
小規模な商品開発と、その販路開拓をあわせて行う場合

補助額・補助率・締切は公募回ごとに変わります。各制度の最新の内容は下記の解説記事をご覧ください。

対象になりやすいケース

  • 試作品の製作費・材料費
  • 開発に必要な機械装置・測定機器の導入
  • 外部への試験・分析・設計の委託費(制度により経費区分の名称が異なる)
  • 専門家への技術指導の依頼費用

対象外になりやすいケース

  • 交付決定前の発注・支払い
  • 既存商品の仕様変更にとどまり、新規性が説明できない
  • 量産用の在庫となる原材料の購入
  • 開発と直接の関係が説明できない汎用機器

申請前に確認すべきこと

  • 「新しさ」を誰の基準で語るかを決める。自社にとって新しいのか、市場にとって新しいのかで制度の適合が変わる
  • 開発の工程を段階に分けて示す。試作・評価・改良の流れが見えると、事業実施期間内に終わる計画だと判断してもらえる
  • 販売までの道筋を書く。開発で終わる計画は、投資回収の説明が立たず評価が下がりやすい

よくあるご質問

既存商品の改良でも対象になりますか?

改良の程度によります。色やサイズの変更にとどまる場合は新規性の説明が難しくなります。一方、これまで対応できなかった用途に使えるようになる、性能が明確に上がるといった変化があれば、十分に申請の軸になります。

開発した商品が売れなかった場合はどうなりますか?

補助金は結果の保証を求めるものではありませんが、事業化状況の報告を一定期間求められる制度が多くあります。計画時点で過大な売上見込みを置くと、後の報告で説明に苦しむことになります。根拠のある数字を置くほうが結果的に楽です。

開発の外注費も対象になりますか?

対象になる制度が多いですが、全額を外注に出す形は「自社の取り組み」として評価されにくくなります。自社が担う部分と外部に委ねる部分を切り分け、なぜその配分なのかを説明できるようにしておいてください。

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