「事業を継ぐタイミングが迫っているけど、古い設備では不安……」
そんな品川区の中小企業に朗報です。
最大500万円の助成金が受けられる「事業承継支援事業 設備投資助成金」が、令和7年度も実施されます。
しかし、この助成金は「今すぐ申請したい!」と思っても、すぐには申請できない要件がある点に注意が必要です。
本記事では、制度の全体像だけでなく、申請に向けた準備ポイント・来年度を見据えた動き方まで丁寧に解説します。
1:この助成金、どんな制度?概要と背景
品川区では、地域の中小企業を支えるため、「事業承継」と「設備投資」をセットで支援する助成金制度を実施しています。
この制度の目的は、
- 後継者がスムーズに経営を引き継ぎ、
- 新たな価値創出や業態転換を進める
といった“次世代経営のスタート支援”です。
2:対象者と「申請前に絶対必要な条件」とは?
▍対象事業者の主な条件
| 必須条件 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 品川区内に1年以上事業所を有する |
| 事業承継 | 3年以内に予定 or 2年以内に完了 |
| 雇用 | 正社員1名以上 or 雇用計画あり(家族従業員は除く) |
| 税・債務 | 滞納がないこと |
| 専門家派遣 | 申請前の半年以内に実施済みであること(必須) |
| 経営相談 | 商工相談員による相談を受けていること(必須) |
✅ ここが最大の注意点!
助成金申請の前に、専門家派遣を受けておく必要があります。
- 受けていないと申請できません。
- 専門家派遣は代表者+後継者の2名以上で参加が条件。
- 「半年以内」という期限付き。
💡 今からでも遅くない!
たとえ今期の申請に間に合わなくても、「来期のために動く」ことで大きなアドバンテージになります。
3:助成金額と対象となる経費・対象外経費
▍助成金の概要
| 区分 | 助成上限 | 助成率 |
|---|---|---|
| 製造業 | 最大500万円 | 経費の1/2以内 |
| 小売・サービス業など | 最大250万円 | 同上 |
※申請額に対して審査の上、助成金額が決定されます。
▍助成対象経費(例)
- 新規機械・装置の購入
- 生産管理システム等の導入
- 小売・サービス業の内外装工事
- 特殊車両(冷凍車・作業車など 1or8ナンバー)
- 設備の設置・運搬・保険料など
※総額50万円以上の設備が対象です。
▍対象外経費(注意)
- 10万円未満の消耗品
- 汎用性が高いパソコンやカメラ類
- 中古品
- 建物工事(空調・配管含む)
- 申請前に購入・工事着手済の案件
4:申請の流れとスケジュール(2026〜2027)
▍申請フロー(重要ステップ)
- 専門家派遣(申請前半年以内)※必須
- 経営相談(申請前に実施)※必須
- 助成金申請(電子申請原則)
👉 受付期間:令和7年4月14日(月)~令和8年1月30日(金) - 審査(書類+現地)
- 交付決定通知
- 設備導入・実績報告(〜令和8年3月末)
- 現地確認 → 助成金確定
- 助成金支払い(令和8年5月中旬予定)
5:審査のポイントと、来年度に向けた準備術
▍審査で見られる視点
- 設備投資と事業承継の明確な関係性
- 後継者のビジョン・実現性
- 経営状態・事業の持続性
- 地域雇用への貢献
▍今からできる準備とは?
「専門家派遣のタイミングを逃した…」
「まだ後継者が決まったばかり…」
そんな方にも、今から取り組める準備があります。
✅ 事業承継計画の作成
→ 承継後5年間の姿を見据えた具体化
✅ 後継者塾への参加準備
→ 助成金採択後に必須。事前に学ぶのも効果的
✅ 早めの相談予約
→ 区の相談員は随時対応可。来年度申請の相談もOK
📝 来年度に向けて今から動くことが、最短ルートです。
✅まとめ|事業承継と設備投資は、助成金で加速する
この制度は「ただの補助」ではありません。
次の世代の経営者が、自信を持って一歩を踏み出すための投資支援です。
- ✅ 最大500万円の助成金
- ✅ 申請には「専門家派遣」など事前準備が不可欠
- ✅ 来年度申請を見越して今から動くことが成功の鍵
事業を守り、次代へつなぐその一歩。
「やっておけばよかった」ではなく、
「やっておいてよかった」と言えるよう、今、準備を始めましょう。
令和7年度事業承継支援事業設備投資助成(品川区)
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