✅ はじめに:あなたの「新たな挑戦」に、最大9,000万円の補助を!
中小企業の成長や再起、分野転換を力強く支援する【中小企業新事業進出促進補助金】。
その第3回公募がついに始まりました!
これまで多くの企業が本補助金を活用して、新商品開発、新市場開拓、新たな収益モデルの構築に成功してきました。
本記事では、以下の内容を【実務者目線】で丁寧に解説します。
- ✅ 公募スケジュールと補助金概要
- ✅ 採択されやすい事業計画の書き方(PREP法付き)
- ✅ 活用事例(業種別)
- ✅ 電子申請の注意点(失敗しない書類づくり)
- ✅ よくある質問(FAQ)
🗓 公募スケジュールと補助事業の流れ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公募開始日 | 令和7年12月23日(火) |
| 申請受付開始 | 令和8年2月17日(火) |
| 応募締切 | 令和8年3月26日(木)18:00まで |
| 採択結果発表(予定) | 令和8年7月上旬 |
| 補助事業期間 | 交付決定日から14か月以内(最長16か月) |
💰 補助額・補助率
| 従業員数 | 通常上限額 | 賃上げ特例適用時上限額 |
|---|---|---|
| 20人以下 | 2,500万円 | 3,000万円 |
| 21〜50人 | 4,000万円 | 5,000万円 |
| 51〜100人 | 5,500万円 | 7,000万円 |
| 101人以上 | 7,000万円 | 9,000万円 |
- 補助率:1/2(支出経費の半分を補助)
- 賃上げ特例:従業員の給与引上げを達成することで上限額が増額
💼 対象となる経費
(※機械装置費またはシステム構築費は必須)
| 経費区分 | 内容例(実際の申請内容) |
|---|---|
| ✅ 機械装置・システム構築費 | 生産設備、業務ソフト、クラウド導入など |
| ✅ 建物費 | 工場・店舗の改修・建設 |
| ✅ 運搬費・技術導入費・知財関連 | 設備搬入費、特許出願費など |
| ✅ 外注費(上限10%) | 加工委託、検査委託など |
| ✅ 専門家経費(上限100万円) | 弁護士・会計士・IT専門家等の支援報酬 |
| ✅ 広告宣伝・販売促進費 | ホームページ、展示会、動画制作など |
| ✅ クラウドサービス利用料 | サーバー・SaaS利用料 |
🚫 補助対象外経費に注意!
- 汎用パソコン・プリンター・事務用品
- 食費・旅費・交通費・保険料
- 自社商品広告(既存業務の延長)
- 賃貸料・株式購入費・借入返済など
🎯 採択されるためのポイント:「根拠ある未来」を描け!
公募要領・審査基準では、「定性的・定量的情報を使って、事業の必要性・実現可能性・効果を明示せよ」とされています。
✅ PREP法でわかりやすく伝える
| 項目 | 書き方のコツ |
|---|---|
| P(結論) | 何をしたいのか(事業の内容) |
| R(理由) | なぜ必要か(背景・市場ニーズ) |
| E(具体例) | どんな設備・方法でどう展開するか |
| P(再結論) | どんな成果・売上・雇用を見込むか |
💡 Before/Afterの記載例
❌ NG例(根拠が弱い)
「健康志向が高まっているため、無添加の冷凍惣菜を作ります。SNSで売ります。」
- 定性的情報: 「子供に安心して食べさせたい」という顧客の悩みやニーズの質
✅ OK例(根拠が強い)
- 【定性的】既存顧客100名のアンケートで「無添加で時短な食事を求めている」が74%
- 【定量的】冷凍惣菜市場は前年比108%、うち無添加分野は120%成長(JETRO統計)
- 【結論】初年度:顧客2,000名獲得、売上3,500万円見込み
- 定量的情報: アンケートの「74%」という数字や、市場の「120%成長」というデータ
🌟 補助金活用事例でイメージを深めよう
📌 事例①:地方の老舗旅館が「ゼロウェイスト宿泊施設」に転換(観光業)
- 補助額:2,800万円
- 内容:脱プラ対応の設備導入+建物改修+海外向け動画制作
- 成果:インバウンド宿泊者の平均滞在日数が2.1日→3.8日に伸長
📌 事例②:食品製造業が新商品でD2C参入(EC事業)
- 補助額:4,500万円
- 内容:専用設備導入、ECサイト構築、無添加ブランド開発
- 成果:事業比率が「新事業50%」に到達、SNSで月商400万円へ
📌 事例③:中堅製造業が「医療機器分野」へ新分野進出
- 補助額:5,000万円
- 内容:ISO取得対応の製造ライン整備+専門家活用
- 成果:新規売上3,200万円・新規雇用4名確保
📎 出典:第1回事業採択結果一覧(PDF)
🖥 電子申請の注意点:トラブルを防ぐ5つのチェック
- GビズIDプライム取得(約1週間)
- 申請ファイルの命名ルール厳守
- ファイル容量:10MB以内に圧縮
- 代理申請不可(代表者による本人申請のみ)
- 提出前のPDF統合・チェック必須!
🔗 操作マニュアル:電子申請マニュアル(PDF)
❓ よくある質問(FAQ抜粋)
| Q | A |
|---|---|
| Q:パソコン購入は対象? | A:汎用品のためNG。専用端末なら可。 |
| Q:従業員ゼロでも申請できる? | A:不可。申請時点で1名以上の雇用が必要 |
| Q:売上目標未達でも補助金返還? | A:一定条件下で返還義務あり。計画は現実的に! |
| Q:何件まで応募できる? | A:1回の公募につき1事業者1件まで |
| Q:給与引上げは毎年達成が必要? | A:いいえ、最終年度に目標達成でOK |
📌 今回の第3回公募では、令和7年12月23日時点で「雇用実態があること」が応募要件です。
公募開始後に求人を出しても対象外となるため、事前の雇用状況を必ずご確認ください。
📎 FAQ全文:よくある質問ページ
📝 まとめ:補助金は「事業化」への道具、ストーリーで勝負!
この補助金の本質は、“お金を出す”ことではなく、“事業を育てる”ことです。
だからこそ、「未来像」と「根拠」が明確であれば、事業の規模に関わらず採択されます。
✅ 成功のカギは以下の5つ
- 対象経費を正確に理解する
- PREP法で事業計画を書く
- 実現可能な売上・雇用目標を立てる
- 電子申請のエラーを防ぐ準備をする
- 活用事例を参考に“自社らしさ”を盛り込む
▶ いまから準備すれば間に合います!
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第3回 中小企業新事業進出促進補助金
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