【2026年版】酒類業振興支援事業費補助金 完全ガイド|最大1,500万円支援・申請の落とし穴&加点ポイントも解説


✅ 記事概要

  • 📅 公募期間:2026年1月19日~4月13日(2期制)
  • 💰 支援額:最大1,500万円(補助率1/2~2/3)
  • 🏭 対象経費:設備費・広報費・翻訳費・テスト用原材料費など
  • ⚠ 注意:販売行為NG・在庫残しNG・交付決定前の発注NG!
  • 🎯 加点対象:酒米高騰・関税対応・酒米農家との連携


1. 今なぜ酒類業への支援が強化されているのか

日本の酒類業界は、以下の深刻な課題に直面しています:

  • 原材料価格の高騰(特に酒米)
  • 米国関税措置による輸出コスト増加
  • 少子高齢化による国内需要の減少
  • コロナ禍による観光業の低迷

こうした中で、「輸出・観光・デジタル・地域連携」をキーワードとした新しい酒類業の形を後押しする制度として、2026年度も補助金が設けられています。


2. 補助金の概要と2つの支援枠

項目海外展開支援枠新市場開拓支援枠
補助率一律1/2小規模:2/3、他:1/2
補助上限最大1,000万円(グループ最大1,500万円)最大500万円
目的輸出・観光対応・酒米連携国内需要の創出・ICT活用
要件特になし付加価値額・給与支給総額の増加目標が必要

3. 申請できる人・企業と補助上限

  • 国内に本拠を持つ酒類製造免許または販売免許を持つ者
  • または、酒類事業者を含むグループ(グループ申請可)

小規模事業者とは?

  • 製造業:常時20人以下
  • 卸売・小売業:5人以下
    👉 小規模に該当すると補助率が2/3に引き上げ

4. 対象経費とよくある誤解(実務上の注意)

補助対象経費(抜粋)

  • 🛠 設備等費(製造・包装機器、ICTなど)
  • 🧳 旅費(海外・調査等)
  • 🌐 翻訳・通訳・展示会出展費
  • 📣 広報(SNS広告、パンフレット、動画)
  • 🧪 原材料費(テスト販売用のみ)

✅ よくある誤解①:「設備だけで申請すればいい?」

設備導入のみで完結する計画は評価が低くなります!
→ 評価されるのは、「導入後に何をするか(商品開発・販路・体験設計)」が明確な事業です。

✅ よくある誤解②:「売上は出していいの?」

販売目的の売上は禁止です。
認められるのは「テスト販売」のみで、その定義が非常に厳格です(次章参照)。


5. 「テスト販売」ルールと補助金減額リスク

✅ テスト販売の原則

  • 目的は“分析・改良”であること
  • 準備期間+販売期間をあわせて半年以内
  • 売上が出た場合、次のようなルールが適用されます。

📉 補助金の減額メカニズム

補助金+テスト販売による収入 > 総事業費
→ 超過分は補助金から減額される

👉 利益が出すぎると、その分補助金が減る可能性あり!

📦 在庫ルール(重要!)

  • 補助事業終了時に残っている在庫(原材料・製品)は補助対象外!
  • 「補助金で購入した原材料は期間中に使い切る」が原則です

6. 申請スケジュールと事務手続きの落とし穴

区分第1期第2期
公募期間1/19〜2/172/18〜4/13
採択通知3月下旬5月下旬
交付決定以降に着手可能4月上旬〜6月上旬〜
完了期限2027年2月28日

⚠ 事務手続きでの注意点

  • ✅ Jグランツ(電子申請)のみ受付
     → 必須の「GビズIDプライム」は事前取得が必要(郵送は1~2週間)
  • ✅ 交付決定通知書が来る前に契約・発注した経費は一切補助対象外!

7. 加点・優先採択される取組とは?

✅ 令和8年度 加点項目

  • 酒米価格高騰への対応策がある
  • 米国関税措置への対応(多国展開・高付加価値化など)
  • 2026年1月以降に酒米農家と連携した事例がある

これらに該当する場合、審査上の加点または優先採択となります。申請書には明記しましょう。


8. 活用事例紹介:海外販路を掴んだ小規模酒造

◉ 東北のクラフト酒造(海外展開支援枠)

  • SNSやYouTubeでプロモーションを展開
  • 英語ラベル開発と翻訳ガイドブック制作
  • 補助金で現地調査、試飲会、バイヤー商談を実施

成果

  • 海外バイヤーとの契約獲得
  • フォロワー2倍増
  • 改良商品が現地販売好調につながる

9. まとめ:Q&A活用と国税局への相談を

酒類業補助金はチャンスの宝庫ですが、制度の誤解や見落としが多く、不採択や補助金返還につながる例も多数あります。加えて、今年度は「加点項目」「事前対応」が明暗を分けます。

最後に強くお伝えしたいのは、

「まずは事業実施場所を所轄する国税局の酒類業調整官に相談を!」

そして、申請書を作成する際には、国税庁のQ&Aも必ず参照してください。


令和8年度 酒類業振興支援事業費補助金

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