むずかしくない!設備内容・申請方法・事例までやさしく解説
🧭 この記事でわかること
- 「東京都サイバーセキュリティ対策促進助成金」とは?
- どんな会社が対象?いくらもらえる?
- どんな対策が助成対象?
- どうやって申請する?
- 実際に導入した企業の成功事例(ITに詳しくない方もわかる解説付き)
✅ 1. そもそも、なぜサイバーセキュリティが必要なの?
最近では「中小企業を狙ったサイバー攻撃」が急増しています。
たとえば…
- 取引先になりすましたメールで、振込先を偽装される
- パソコンにウイルスが入り、業務がストップ
- 顧客情報が漏洩して、取引を失った
など、実際の被害は深刻です。
特に中小企業は「対策が甘そう」と思われやすく、大企業よりも狙われやすいのが現実です。
💡 2. この助成金を使うと何ができるの?
東京都の「サイバーセキュリティ対策促進助成金」は、中小企業がセキュリティ対策に必要な費用の半分を補助してくれる制度です。
🏦 どれくらい支援される?
- 補助率:費用の 1/2以内
- 上限額:最大 1,500万円(最低10万円から)
- 申請は年3回までチャンスあり
例)300万円の設備を導入 → 助成金150万円を受け取れる!
👥 3. 助成対象となる会社の条件
- 東京都内に事業所(本社や支店)がある
- 1年以上の事業実績がある(開業届ベース)
- IPAの「SECURITY ACTION」で二つ星を取得している
- 過去にこの助成金を受けたことがない
- 必要書類を用意できること
※「SECURITY ACTION(二つ星)」は、無料でできるセキュリティ自己診断&登録制度です。
🛡 4. 助成対象になるセキュリティ対策(初心者にもわかる説明付き)
区分 | 内容・説明 |
---|---|
① 統合型アプライアンス(UTM) | ウイルス対策、侵入防止などを1台で管理できる機器。例:FortiGate |
② ネットワーク対策製品 | 不正アクセス防止。例:ファイアウォール、VPNなど |
③ コンテンツセキュリティ対策 | ウイルス・迷惑メール対策ソフト。例:ESETなど |
④ アクセス管理製品 | ログイン認証など。例:シングルサインオン |
⑤ システムセキュリティ管理 | 操作や通信の記録・監視 |
⑥ 暗号化製品 | ファイルやメールの暗号化で情報漏洩対策 |
⑦ サーバーOS更新 | 古いOSの更新でセキュリティ強化 |
⑧ 標的型メール訓練 | 社員のメール対応力を高める教育 |
📄 5. 申請はどうやってするの?
📅 募集スケジュール(令和7〜8年度)
回 | エントリー期間 | 対象期間 |
---|---|---|
第2回 | 2025年9月10日〜17日 | 12月1日〜2026年3月31日 |
第3回 | 2026年1月7日〜14日 | 4月1日〜7月31日 |
📝 申請ステップ
- GビズIDプライムアカウントを取得
- 公式HPから申請エントリー
- 書類(申請書、見積書、証明書等)を用意
- Jグランツから電子申請
🔧 6. 成功事例(初心者向け補足付き)
🔷 ケース①:製造業A社(従業員30名)
課題:古いネット環境でセキュリティ診断の結果が「リスク高」
導入内容:
- FortiGateのUTM機器(不正アクセス・ウイルス対策を1台で)
- Windows Server 2022へOS更新
- 標的型メール訓練の実施
助成金受給:520万円中、260万円補助
成果:セキュリティ診断が改善、新規取引先獲得へ
🔷 ケース②:建設業B社(個人事業主)
課題:社員がウイルス付きメールを開封してしまい感染
導入内容:
- ESETウイルス対策ソフト(20台分)
- 従業員向けeラーニング教育
助成金受給:80万円中、40万円補助
成果:誤開封がゼロに、信頼性アップで商談にも効果
📌 7. まとめ:この助成金は「中小企業の防衛資金」
セキュリティの問題は、小さな会社だからこそ真剣に考えるべき課題です。
今この助成金を活用して、
- 出費を半分に抑える
- 社員の意識を高める
- 取引先や顧客からの信頼を得る
という効果を手に入れましょう。
公式ページ👉 「東京都_サイバーセキュリティ対策促進助成金」ページ
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