📝2025年版|主要補助金スケジュール一覧と注目の補助金2選【中小企業・個人事業主向け】


1. 【導入】補助金を活用したいなら“スケジュール管理”がすべて

2025年も中小企業や個人事業主を対象とした補助金制度が多数登場しています。
しかし、補助金の多くは「申請期間が短い」「審査が厳しい」「書類が複雑」というハードルがあります。

そのため、まずすべきことはスケジュールを正確に把握すること。
本記事では、主要11補助金の最新スケジュールと、特におすすめの2制度を徹底解説します。

2. 【最新版】主要補助金スケジュール一覧(2025年7月10日時点)

補助金名申請開始日申請締切日採択予定日備考
省力化投資補助金(カタログ注文型)随時気になるものがあれば!
新事業進出補助金12025年4月22日2025年7月15日(火)18:0010月頃🟥申請期限延長!
IT導入補助金(第3回)32025年7月18日2025年9月2日デジタル化支援向け
ものづくり補助金202025年7月1日2025年7月25日10月下旬設備導入向け
持続化補助金(災害支援枠)72025年5月16日2025年7月28日公表なし様式3提出:7月18日
大規模成長投資補助金42025年7月7日2025年8月8日10月上旬(口頭審査あり)
IT導入補助金(第4回)42025年8月20日2025年9月30日
省力化投資補助金(一般型)32025年8月上旬予定2025年8月下旬予定11月上旬予定採択率68.5%
IT導入補助金(第5回)52025年9月22日2025年10月31日
持続化補助金(通常枠)182025年10月3日2025年11月28日公表なし様式4締切:11月18日
持続化補助金(創業型)22025年10月3日2025年11月28日公表なし同上

3. 【注目制度①】中小企業省力化投資補助金(一般型)

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✅ 補助の目的

本補助金は、人手不足対策や業務効率向上を目的に、業務プロセスに合わせてカスタマイズした省力化設備の導入を支援します。

✅ カスタマイズが前提、カタログ製品も「審査上の参考」として考慮される

  • 本補助金(一般型)では、事業者の課題に応じて独自に設計・構成された設備やシステムの導入が求められます。
  • 製品カタログ(カタログ型補助金で使用される製品)に掲載されている機器については、
     省力化効果が認定済みであるため、審査時に「効果が見込める」参考材料として考慮されることがあります。
  • ただし、「掲載製品をそのまま使うだけでは採択されない」点に注意が必要です。
     導入構成、機能追加、周辺環境との連携による総合的な省力化効果や付加価値の創出がポイントです。

✅ 活用例

  • AI画像認識による自動検品システム
  • ロボットアームによる製品箱詰め・パレタイズ
  • 生産ラインの自動搬送と部品供給の最適化

✅ 審査の流れ

  • 書類審査が基本。
  • 必要に応じて、オンラインでの口頭審査(ヒアリング)あり
     プレゼン資料の提出は不要だが、自社の計画を説明できる準備が必須

📄 応募マニュアルPDF:
▶ https://shoryokuka.smrj.go.jp/assets/pdf/oubo_manual_ippan.pdf
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4. 【注目制度②】持続化補助金(通常枠・第18回)

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✅ 補助内容

小規模事業者の販路開拓や集客活動に使える補助金。
広告・チラシ・看板・Web制作など幅広く対応。

✅ 具体的な使い道

  • チラシ印刷・ポスティング費用
  • 自社ECサイトの開設・リニューアル
  • 展示会への出展費・交通費

✅ 補助上限と補助率

  • 上限:50万円(条件次第で最大200万円)
  • 補助率:2/3(一部3/4)

✅ 申請スケジュール

  • 申請受付:2025年10月3日開始
  • 締切:2025年11月28日(金)
  • 支援機関の事業支援計画書(様式4)提出:2025年11月18日(火)まで

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5. 【補助金申請 成功のための4ステップ】

✅ 1. 逆算スケジュールを組む

「様式の準備」「支援機関との連携」「見積書収集」などやることは多いです。
締切の1か月前には申請書を完成させる意識が重要です。

✅ 2. 数値で「効果」を説明する

審査員が見るのは「感覚」ではなく「根拠」。
「導入で作業時間が30%短縮」「販売数が1.5倍になる見込み」など、具体的な数字を盛り込むと通りやすくなります。

✅ 3. 商工会など支援機関と連携

とくに持続化補助金では、様式4の発行が申請条件
締切ギリギリになる前に、必ず事前面談を済ませましょう。

✅ 4. 採択後もスケジュール管理を

補助金は「採択されたらすぐ入金される」わけではありません。
交付決定・実績報告・精算まで含めて、半年スパンの事業計画が必要です。

6. 【まとめ】2025年の補助金は、“情報と行動力”がカギ

以下の2つは、特に活用をおすすめできる補助金です。

補助金名主な目的特徴
省力化投資補助金(一般型)業務効率化・人手不足対策カスタマイズ設備に対応。審査でカタログ製品も考慮対象に。
持続化補助金(通常枠)販路拡大・広告小規模事業者に最適。チラシやWebも対象。

補助金は「早い者勝ち」ではありませんが、早く準備した人が圧倒的に有利です。
本記事を参考に、補助金をしっかり活用し、事業を次のステージへ進めましょう!