【2025年最新】港区のスタートアップ補助金とは?創業期に活用したい支援制度と申請のポイント

1. 港区の創業支援とは?スタートアップ補助金の概要

東京都港区では、創業間もない事業者を対象に、「創業・スタートアップ支援事業補助金」を提供しています。創業初期は設備投資や宣伝などに多額の出費がかさむ時期。そこで、この補助金制度を活用すれば、最大250万円(初年度は最大160万円)まで補助を受けられます。

対象となる経費は以下の4種類:

  • 賃借料
  • 設備費
  • 広報費
  • ホームページ作成費

補助率は税抜経費の3分の2で、実施後に実績報告書を提出し審査を通過すれば、補助金が交付されます。

2. 対象となる事業者の条件は?

この補助金を利用するには、以下の要件をすべて満たす必要があります。

  • 港区で創業しており、申請時点で創業から2年未満
  • 港区内に本店または主たる事業所を持っている
  • 港区産業振興センターの商工相談員との面談を経て、創業計画書を作成している
  • 必要な許認可を取得している、または補助金交付までに取得予定である

対象外の例:

  • バーチャルオフィスを利用している
  • 他の自治体や国から同様の補助金(例:東京都創業助成金)を受けている
  • 以前にこの補助金を受給したことがある

3. 補助対象経費の詳細と使い方

それぞれの経費カテゴリには補助上限額と明確なルールがあります。特に注意すべき点を中心に紹介します。

✅ 広報費(上限:40万円)

対象となる経費

  • 新規作成のチラシ印刷費
  • のぼり・販促品(税抜1個200円以下)
  • 新聞・雑誌・交通広告・Web広告の掲載費
  • 新聞折込費用など

注意点と落とし穴

  • 交付決定前に実施・契約したものは対象外!
  • デザイン費単独の申請は不可。印刷費 or 掲載費とセットで申請
  • SNS広告など見積書が出ない広告は、媒体概要や配信プランの資料が必要
  • 既存チラシの増刷や名刺・通信費・求人広告などは補助対象外

✅ 実務補足:
チラシの増刷はNG、あくまで“新しい広報活動”が対象です。
販促品には必ず社名や製品名の記載が必要です。


✅ 賃借料(上限:120万円)

  • 港区内の事務所や店舗の純粋な賃料(月10万円まで/年最大12ヶ月)
  • コワーキングスペース(月額15,600円まで)

✅ 設備費(上限:60万円)

  • 内装工事や、1点5万円以上の設備・機器の購入
  • PCやタブレット、汎用家電などは対象外

✅ ホームページ作成費(上限:30万円)

  • 新規で作成するコーポレートサイトが対象
  • 交付決定前に制作に着手している場合は対象外
  • SSL対応、スマホ対応、会社概要の掲載が必須
  • ECサイトやLPは対象外

4. 商工相談員と一緒に進める創業計画書の作成

申請には、港区立産業振興センターの商工相談員との面談を通じて作成する「創業計画書」が必要です。
この相談では、以下のような実践的サポートを受けられます:

  • ビジネスモデルの整理
  • 競合調査・市場分析の視点
  • 実行可能な資金計画の立案
  • 補助対象かどうかの個別確認

☎ 商工相談の予約

※初回相談の締切は【令和7年11月28日(金)】。無断キャンセルは要注意!

詳細な内容やお問い合わせは、公式サイトをご確認お願いたします。

👉公式サイトはこちら(創業・スタートアップ支援事業_港区)

5. 申請の流れと成功のポイント

✅ ステップ一覧:

  1. 商工相談を予約 → 創業計画書作成(3〜4回面談)
  2. 必要書類を郵送で提出(令和8年1月16日(金)まで)
  3. 区による審査 → 補助金交付決定
  4. 補助対象事業を実施(支払いまで完了)
  5. 実績報告書を提出
  6. 区の審査 → 補助金の確定・交付

✅ 成功のコツ:

  • 見積書は「一式」ではなく詳細な内訳を記載
  • 税込30万円以上の契約は相見積もりが必須
  • すべての事業は交付決定後に実施
  • SNS広告のような見積書がないものは、代替資料を必ず用意

まとめ:賢く使えば、事業はもっと前に進む

港区の創業・スタートアップ補助金は、単なる金銭的支援ではなく、計画づくりから販路拡大までを伴走支援してくれる制度です。特に「広報費」や「ホームページ制作」などは申請ミスも多いため、タイミングと内容を正確に理解しておくことが重要です。

あなたのビジネスが、失敗なく、スムーズに次のステージへ進めるよう、ぜひこの制度を活用してみてください!

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