加点対策で差がつく!見送り企業・初申請の方も今すぐ準備を!
1. ものづくり補助金とは?2025年(第20次)の最新情報
ものづくり補助金は、中小企業や小規模事業者が「革新的な新製品・新サービス開発」や「海外展開」に向けた設備投資を行う際に活用できる補助金です。2025年度の第20次公募では、以下の通り申請が始まっています。
- 電子申請開始:2025年7月1日(火)17:00〜
- 締切:2025年7月25日(金)17:00
- 採択発表予定:2025年10月下旬頃
対象経費には、以下があります。
<共通>機械装置・システム構築費(必須)、技術導入費、専門家経費、運搬費、
クラウドサービス利用費、原材料費、外注費、知的財産権等関連経費
<グローバル枠のうち、海外市場開拓(輸出)に関する事業のみ>
海外旅費、通訳・翻訳費、広告宣伝・販売促進費
GビズIDプライムアカウントの事前取得が必要なので、まだの方は今すぐご準備を!
2. 最大4,000万円!補助額の詳細と要件
通常の補助枠では最大2,500万円ですが、グローバル枠や賃上げ加点の特例を活用することで最大4,000万円の補助が可能になります。
従業員規模 | 通常上限額 | 特例上限額(賃上げ等) |
---|---|---|
5人以下 | 750万円 | 最大850万円 |
6〜20人 | 1,000万円 | 最大1,250万円 |
21〜50人 | 1,500万円 | 最大2,500万円 |
51人以上 | 2,500万円 | 最大4,000万円 |
【変更点】収益納付は不要に!
以前は、事業化により収益が発生した場合、補助金の返還義務(収益納付)がありましたが、第20次では不要になりました。これは事業者にとって大きな追い風です!
3. 採択に差が出る加点対策5選
採択率を高めるには、加点項目への対応が不可欠です。特に注目すべきは次の5つ。
- 賃上げ加点:従業員の給与支給総額や最低賃金水準の引き上げ
- 成長加速マッチングサービス登録
- デジタル化(DX)加点
- 地域未来牽引企業に認定
- 災害時の事業継続計画(BCP)策定
加点を受けるには、証拠書類や事前の登録・届出が必要なケースが多いため、準備は早めに行いましょう。
✅ 採択率UPのおすすめ加点項目2つ
🌱 成長加速化マッチングサービス
販路開拓・協業支援に使える制度。事前登録するだけで加点が付きます。
👉 https://www.smrj.go.jp/service/accelerate/
🤝 パートナーシップ構築宣言
取引の適正化・共存共栄を宣言する制度。すぐ登録でき、加点対象に!
👉 https://www.biz-partnership.jp/
4. 成功事例から学ぶ!補助金を活用した設備投資例
ここでは、実際に補助金を活用した成功例を1つご紹介します。
【事例】精密金属加工業/従業員22名/愛知県
老朽化していたNC旋盤を最新の5軸マシニングセンタに更新。月産能力が2倍に向上し、輸出用部品の受注が決定。海外市場向けの品質基準にも対応し、グローバル展開の足がかりに。
補助金活用額:約2,400万円(高付加価値化枠+賃上げ加点)
「採択されたら…」と考えるのではなく、「使わないと損!」という気持ちで取り組みましょう。
5. 次回申請に向けて今すぐできる準備
もし今回の公募に間に合わない、または申請を迷っている方は、今から次回の申請に向けて以下を準備しておくと有利です。
- 事業計画書の作成
- 賃金・最低賃金の実態確認
- GビズIDの取得
- 必要な加点書類の事前整備
- 補助対象経費(設備・システム)の選定と見積もり
✅ そしてもう一つ、申請前に必ず対応が必要な手続きがあります!
▲「一般事業主行動計画」の策定・公表は申請要件です!
補助金の申請には、「次世代育成支援対策推進法」に基づいた
「一般事業主行動計画」の策定・公表が義務化されています。
- 📄 法的根拠:次世代育成支援対策推進法(平成15年法律第120号)
- 🌐 公表サイト:両立支援のひろば
- ⏰ 手続きには1〜2週間ほど要するため、早めの対応が必須!
🔻注意
一般事業主行動計画の公表が完了していない場合、申請はできません。
また、申請期限の延長等は一切認められませんのでご注意ください。
しっかり準備をしておくことで、次回以降の公募時にスムーズに申請を進められます。
「補助金は“準備を始めた者勝ち”」という言葉の通り、今から少しずつ動いておくことが、成功への近道です。
【まとめ】ものづくり補助金で未来の投資を加速させよう!
2025年のものづくり補助金(第20次公募)は、特例加点をうまく活用すれば最大4,000万円まで補助を受けられるチャンスです。事業の拡大や業務の革新、さらには海外展開も視野に入る、この制度を活用することで大きな成長チャンスを得られます。
- 加点対策を練って採択率をアップ
- 成功事例から具体的な活用イメージを持つ
- 今すぐ次の公募に備える
ものづくり補助金だけでなく、「補助金は準備が9割」と言われる通り、情報を制した企業が採択に成功しています!
次回の申請をぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか?
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