第1回との比較で見えた変化と第3回申請の勝ち筋
1. 速報:第2回採択結果が予定より前倒しで公表
2025年8月8日、中小企業基盤整備機構は「省力化投資補助金(一般型)」第2回公募の採択結果を発表しました。当初予定は8月中旬でしたが、前倒しでの公表です。
- 申請数:1,160件(第1回比 -36%)
- 採択数:707件(第1回比 -43%)
- 採択率:60.9%(第1回:68.5%)
第3回公募の締切は 8月29日(金)17:00、結果発表は 11月下旬 予定です。
2. 第2回採択案件の特徴データ
① 業種別割合
- 製造業:58.4%
- 建設業:12.4%
- 卸売業:6.8%
- 小売業:2.7%
- 飲食サービス業:2.7%
👉 製造+建設で7割超を占める。
② 都道府県別トップ3
- 大阪府:67件
- 愛知県:66件
- 東京都:63件
👉 大都市圏が優勢だが、全都道府県で採択実績あり。
③ 補助金申請額分布
- 最多ゾーン:1,500〜1,750万円未満(17.5%)
- 次点:250〜500万円未満(13.3%)
👉 高額投資が中心だが、少額案件も増加。
④ 従業員規模別
- 6〜10名:32.2%(最多)
- 11〜15名:17.3%
👉 小規模事業者が全体の約1/3。
⑤ 資本金別
- 1,000〜2,000万円未満が最多。
3. 採択事例(抜粋)
製造業
- 課題:熟練作業依存で作業効率に5倍差。
- 導入:ワイヤ放電加工機+ロータリーテーブル。
- 効果:作業時間80%削減、生産数70%増。
建設業
- 課題:重機のアタッチメント交換に2名必要。
- 導入:チルトローテーター付き油圧ショベル。
- 効果:作業時間45%削減、創出時間を営業・新規事業へ。
小売業
- 課題:紙伝票ピッキングで50時間/日&高ミス率。
- 導入:タブレット連動型ピッキングカート。
- 効果:労働時間30%削減、ミス率1%未満。
飲食業(宿泊含む)
- 課題:フロント事務6時間/日。
- 導入:自動チェックイン機+ICカードロック。
- 効果:業務削減+サービス品質向上で客単価UP。
4. 第1回と第2回の比較で見えた変化
項目 | 第1回 | 第2回 | 変化 |
---|---|---|---|
申請数 | 1,809件 | 1,160件 | -36% |
採択数 | 1,240件 | 707件 | -43% |
採択率 | 68.5% | 60.9% | -7.6pt |
最多業種 | 製造業61.7% | 製造業58.4% | 製造微減、建設・卸売微増 |
最多従業員規模 | 21〜30名 | 6〜10名 | 小規模事業者増 |
最多金額帯 | 1,500〜1,750万円 | 同左 | 少額案件増加 |
分析ポイント
- 小規模事業者の躍進
第1回は20〜30名規模が最多→第2回は6〜10名規模がトップに。
10名未満の企業も積極採択されている。 - 投資額の二極化
高額案件は依然多いが、250〜500万円帯など少額案件も増加。 - 業種多様化
製造業偏重からやや分散。建設・卸売の採択比率が上昇。
5. 第3回申請の戦略ポイント
- 小規模事業者はチャンス大
少人数でも効果が数字で示せれば十分採択可能。 - 投資額は根拠重視
金額の大小ではなく費用対効果・投資回収期間を明確化。 - 業種バリアを超える
製造・建設以外でも、省力化+高付加価値化のストーリーを構築。 - 審査項目対策
省力化指数、付加価値額、投資回収年数、オーダーメイド性など、公募要領に沿って抜け漏れなく記載。
6. まとめ
第2回は申請数・採択率とも低下したが、小規模事業者や少額案件の採択増が目立ちました。
第3回は業種・規模問わず、戦略的な計画で十分採択の可能性があります。
第3回締切:2025年8月29日(金)17:00
早めの準備で、省力化と成長を加速させましょう。
公式ページ👉 「省力化投資補助金(一般型)」ページ
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